【衆院選】東京24区に無所属で立候補、萩生田光一元自民党政調会長の事務所、出口調査リードに沸く
東京24区に無所属で立候補した萩生田光一・元自民党政調会長（61）の東京都八王子市の事務所は、午後8時14分にNHKが出口調査で立憲民主党の元参院議員・有田芳生氏（72）をリードしていると報じると、拍手が起きた。 【よくわかる】衆院選2024 開票速報 萩生田氏は、所属した旧安倍派（清和政策研究会）の裏金事件を受けて非公認となった。同派の実力者グループ「5人衆」の1人で、政治資金収支報告書に2728万円の不記載が発覚。この額は3番目の多さで、今年4月に「役職停止1年」の処分を受けた。衆院政治倫理審査会にも出席しておらず今回、非公認となった。 その上、党本部が公認されなかった前職候補に活動費として2000万円を振り込んだ問題が発覚し、さらなる逆風となり、7度目の衆院選は厳しい選挙戦を強いられていた。その中での、出口調査リードの一報に、約40人の支援者が詰めかけた事務所に歓声が起きた。 文科相、経産相を歴任した、萩生田氏の苦戦も報じられるなど、全国でも注目の選挙区となったことを裏付けるように、テレビカメラ3台、スチルカメラ16台に、記者も多数、集まり、事務所前にはメディアが多数、並び、撮影場所取りの抽せんまで行われた。
