片岡凜、日曜劇場初出演「今回はあっけらかんとした役柄なので、シンプルに演じることを意識してます」『海に眠るダイヤモンド』
◆ちなみに昔の作品で好きなものはありますか? 印象に残っているのは、『高校教師』ですね。今、見たいと思っているのは、『過ぎし日のセレナーデ』。私が小さいときに父が見ていた作品で、芝居をやるなら絶対に見といた方がいいぞと言われました。 ◆現代に生きる人間の1人として、端島パートの物語をどう見ていますか? 恋模様については、一視聴者として楽しんでいます(笑)。台本を読んでいるから流れは知っているんですけど、実際に映像として見ることで、キャラクターがより浮き彫りになっている気がします。個人的にはリナ(池田エライザ)が好きですね。色気があって、ステキなお芝居だなって。端島の人たちを見ていると、生きることへのパワーを感じるんです。それに比べると、千景が両親のお金で遊んでいるように、現代の人は生きることへの必死さみたいなものがちょっと欠落しているような気がします。 ◆最後に、今後の見どころをお願いします。 やっぱり、現代と端島パートでどんなつながりがあるのかが気になるところだと思います。5話でついに明かされるいづみさんの正体を知ったときは、最初から台本を読み直しました(笑)。現代と端島パートでは状況も描かれてるものも全然違うけど、通じるものもあると思うし、それを描くうえで千景にも何か役割があるのかなと思っています。生きること、人を愛することに必死な様子に胸を打たれる作品ですから、最後まで楽しみにしていただきたいです。
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