【速報】大阪・堺市で高校入試の内申書をまた誤記載 今年で8年連続 合否には影響なし
堺市は15日、市立中学校4校で作成した高校入試の際に提出する調査書に誤記載があったと発表しました。堺市での誤記載は2014年から毎年明らかになっていて、今年で8年連続になります。 堺市によりますと影響があった生徒は7人で、ある2人の生徒の1年生の時の評定が入れ替わっていたり、活動の記録で「優秀選手」と書くべきところを「最優秀選手」と誤って書かれていたりしたということです。 私立高校の合格発表が終わったあと、公立高校の入試準備中での点検で発覚しましたが、いずれの生徒も合否に影響はありませんでした。 堺市教育委員会は原因について「これまでマニュアルの改訂や研修を開き再発防止策を強化してきたものの事前のチェックをすり抜けてしまった」と説明した上で、「あらゆる手立てを講じて、9年目はないという形で進めていきたいと思っています」と話しました。