大阪は暑さじんわり 午後5時すぎでも気温30度台キープ
9日の近畿地方は、朝から晴れ間は見られるものの梅雨前線の影響で雲が広がりすっきりしない天気に。大阪市内では気温が上昇し、大阪管区気象台によると午後5時までに最高気温31.3度を観測。同時刻も30度台をキープしており、汗をぬぐいながら帰路に着く会社員らの姿も見られる。
大阪市大正区のJR大正駅付近でも、汗をぬぐったり、日傘をさしながら歩く人たちの姿を多く見かける。駅近くのバス停で待つ70代の女性は「きょうは、ほんまに暑いね。ちょっと体にこたえますわ」と言いながら、持っていたセンスを仰いでいた。 また、京セラドーム大阪へ野球観戦に来たという大阪市天王寺区の男性(58)は「こんな日はドームで観戦は涼しくてええね。昔の大阪球場やったら、暑い中、ビール飲みながらみてたから。けど、屋根ない方が風情があるか」と、南海ホークスのユニホームを着て歩きながら笑顔で話していた。 同気象台は、あす10日も梅雨前線や湿った空気の影響があり、午前中を中心に雨や雷雨となるところがある見込みとしている。