『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は“IMAX推し”!アーニャの可愛さもマシマシな大スクリーンで家族旅行におでけけ
あの『SPY×FAMILY』がスクリーンにやってきた!本日公開を迎えた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』で描かれるのは、世界の命運をかけた壮絶な“家族旅行”。原作にはない完全オリジナルストーリーで展開するフォージャー家の大活躍&大迫力のアクションは、臨場感もスリルも倍増するIMAXで体感するに限る!2023年を締めくくるにふさわしい本作を、IMAXでさらに楽しむための注目ポイントを紹介していこう。 【写真を見る】まるで『ミッション:インポッシブル』!?スパイ映画らしいポイントも見逃せない ■“アーニャのゆうし"を大画面で!IMAXで観る『SPY×FAMILY』は一味違う 2019年に「少年ジャンプ+」で連載がスタートした『SPY×FAMILY』。父=スパイ、母=殺し屋、娘=超能力者の“仮初めの家族”というユニークな設定と、魅力的な世界観でたちまち話題を集め、2022年にはTVアニメ『SPY×FAMILY』の放送がスタート。高まっていた期待を超える美麗なアニメーションや実力派声優が織りなす絶妙な掛け合い、見応え抜群のアクションなどが大反響を呼び、日本中で社会現象を巻き起こした。2023年3月にはミュージカル版も上演され、10月からはTVアニメのSeason2が放送中。その人気はますます勢いを増している。 そして満を持してスクリーンに初登場を果たす本作では、家族旅行へと出発したフォージャー家に次々と降りかかるハプニングが、これまでにないスケールで描かれていく。アーニャ(声:種崎敦美)が通うイーデン校で調理実習が行われることとなり、その優勝者にはオペレーション〈梟(ストリクス)〉の遂行に必要不可欠な〈星(ステラ)〉が授与されるとの噂が。 そこでロイド(声:江口拓也)は、審査員長を務める校長の大好物である伝統菓子≪メレメレ≫を作ることを提案する。その本場の味を確かめるため、ヨル(声:早見沙織)やボンド(声:松田健一郎)も一緒に雪で覆われたフリジス地方へ出発する。ところがその道中、アーニャは怪しげなトランクケースに入ったチョコレートをうっかり飲み込んでしまうのだが、実はそのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた。 TVアニメに引き続きWIT STUDIOとClover Worksの黄金タッグが手掛けたハイクオリティな映像表現を余す所なく堪能できる本作。雪景色や街並みにはしゃいだり、射的で見事に外して言い訳をするなど、とにかくアーニャの動きや表情の豊かで愛らしい魅力も全開だ。また、ひょんな出来事からロイドとヨルの修羅場?にも直面する。的確すぎるロイドの行動と、妄想を爆発させてしまうヨルとのすれ違いコントのようなやり取り、そして「しゅばらでばらばら」のピンチを阻止しようと頑張るアーニャの姿にも注目だ。 圧倒的な没入感をもたらすシアター設計のIMAXならば、このフォージャー家の表情や心の揺れ動きなどが、めいっぱい堪能できる。高精細で迫力満点の映像、そして轟音から微細な息遣いまで逃すことなく届ける高品質な音響のなかで、まるで一緒に家族旅行へ“おでけけ"しているかのような映画体験が味わえること間違いなしだ! ■IMAXの臨場感でさらに手に汗握る!怒涛のアクションシーンに釘付け 『SPY×FAMILY』の醍醐味はフォージャー家の微笑ましいやり取り=“FAMILY”の要素だけではない。TVアニメのときからそのスケールに収まらない迫力を備えていたアクションシーン=“SPY”の要素も、劇場版になったことで格段にパワーアップしている。ど派手なアクションの数々は、IMAXの大スクリーンで見れば臨場感が倍増し、さらに魅力がマシマシに感じるはず! 旅先でアーニャがうっかり飲み込んでしまうチョコレートに隠されていたマイクロフィルムをめぐり、軍を巻き込んだ大騒動が繰り広げられていく本作。映画前半はいつも通りのフォージャー家のコミカルな日常シーンでほっこりするが、やがて怒涛のアクションシーンが畳み掛けるように展開される。これまでにない圧倒的な規模感に、TVアニメのファンも大満足となることだろう。 敏腕諜報員の〈黄昏〉ことロイドは、オペレーション〈梟(ストリクス)〉の進行の遅れから担当変更を言い渡されるのだが、調理実習で〈星(ステラ)〉を獲得することで進捗を示そうと家族旅行を提案する。アーニャとヨル、そしてボンドと築き上げてきた“仮初めの家族”なりの絆。そんな日常を続けようとするロイドの姿にグッときながら、冷酷な大佐スナイデル(声:銀河万丈)の手下に連れ去られたアーニャを救うために戦闘機に乗り込むところで、一気に手に汗握る怒涛のアクションの火蓋が切って落とされる。 スナイデルたちが乗り込む飛行戦艦に果敢に向かっていくロイドの戦闘機。そこで繰り広げられる激しいドッグファイトはまるでハリウッドのアクション映画を観ているかのようなど迫力。さらにその戦闘機にこっそり忍び込んでいたヨルが、敵陣に乗り込み次々と敵をなぎ倒していく姿。ロイドが敵と銃撃戦を繰り広げたかと思えば、ヨルは強敵相手の肉弾戦。ひたすらスクリーンに釘付けになる緊張感にあふれている。 もちろんロイドが披露するスパイならではの変装シーンも見どころの一つ。些細な息遣いの変化までしっかりと確認できるIMAXで聴けば、誰よりも早くその変装を見破ることができるかも?そして意外なシーンでは『ミッション:インポッシブル』(96)を彷彿とさせるスパイテクニックに注目だ。劇中に散りばめられたオマージュシーンを探すのも一興だろう。 ■本人と全然違うキャラクター?ゲスト声優には中村倫也&賀来賢人! フォージャー家の面々と一緒にスリリングな旅行気分を味わえる本作では、TVアニメに登場しているおなじみのキャラクターたちも続々と登場する。 イーデン校でのアーニャの同級生で、オペレーション〈梟〉のターゲットであるドノバン・デズモンドの息子ダミアン(声:藤原夏海)やアーニャの友人であるベッキー(声:加藤英美里)との“エレガント”な学園生活も展開する。もちろん情報屋のフランキー(声:吉野裕行)やヨルの弟ユーリ(声:小野賢章)も登場し、ロイドに恋する女性諜報員〈夜帷(とばり)〉ことフィオナ(声:佐倉綾音)の起こすハプニングが、思わぬ形で物語に関わってくる。 さらに劇場版のオリジナルキャラクターである、スナイデル率いる軍情報部の特別偵察連隊のコンビのドミトリ&ルカは、原作とアニメ両方の大ファンだという人気俳優、中村倫也と賀来賢人が声を担当している。劇中で息の合ったコンビネーションを見せるため、中村と賀来も実際に2人で掛け合いをしながらアフレコを行ったのだとか。 ドミトリ役の中村は「最後までずっと手探り状態で、その奮闘がとても楽しく貴重な経験になりました」と振り返り、ルカ役の賀来も「最後まで不安でいっぱいでしたが、ベストは尽くさせていただいたつもりです」とコメント。実写作品ではシリアスからコメディまで幅広くこなす2人が、どんなコミカルな演技でフォージャー家と絡んでくるのか注目してほしい。 そして主題歌は、Season1のオープニング主題歌「ミックスナッツ」が大好評だったOfficial髭男dismが担当する。“ヒゲダン史上、抜群の熱量”を込めたという書き下ろし楽曲「SOUL SOUP」を、IMAXの上質な音響環境で聴くというのもまた格別。きっと作品の余韻に浸りながら、この上ない幸福感と高揚感に包まれ、もう一度鑑賞したくなっていることだろう。 原作ファンもアニメファンも、実はまだ『SPY×FAMILY』を観たことがないという人でも大満足間違いなしの本作は、この年末年始に家族や友人と映画館に足を運んで観るのにぴったりな一本。最良の映画体験ができるIMAXで、何度もフォージャー家の大活躍を見届けよう! ※種崎敦美の「崎」は「たつさき」が正式表記 文/久保田 和馬
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