結局、クローゼットに残るものは「ストレスのないもの」。必要なモノは「体」が教えてくれる【エディター昼田祥子】
こんにちは、エディターの昼田です。 今持っているサングラスは一つ。しかもほぼ毎日使うアイテムなので過去に何度も修理に出しているのですが、今回の修理では1ヶ月かかるとのこと。え、この暑い時期に困る……! ということで新しいサングラスを買いに行ったのは先週のことでした。 【着こなし画像】シンプルなのにこなれてる! 昼田祥子のコーディネート一覧 店頭でいろいろ試します。 私がいいなと感じるデザインは海外のものが多いのですが、掛けやすさでいうと圧倒的に日本のものが好きです。欧米人と日本人って鼻の作りが違いますので、どうしてもノーズパッドが合わないんですよ。 そんな話をしていたら店員さんがふと 「結局、かけづらいものってかけなくなりますからね」 いや~、そう! 本当にそう。 今のサングラスをもう何年も使っている理由は「ストレスが全くない」から! 「似合う」や「好きだから」という理由よりも、長時間かけてもいてもなんのストレスもないんですよ。だから必然的に手が伸びるし、使用頻度も高くなります。結局のところクローゼットで長生きするアイテムとは「自分にとって着用ストレスがないもの」だと改めて思います。 ずっと長く使えるものを探すなら、ただただシンプルに自分の体の声を聞けばいいだけ。体が感じている不快をスルーしてはいけません。服の場合だったら「肌ざわりがイヤ」「ボタンが掛けづらい」「腕周りが窮屈」「重い」「痛い」「熱がこもって暑い」……試着の段階で判断できればいいけれど、何回か使っていくうちに不快な要素に気がつくこともあると思います。モノも服もやっぱり使ってみないとわからないことはたくさんあります。使ってわかった不快な要素をリストアップしておくのもいいと思います。 さて、新しいサングラスの話に戻ります。 いいなと思ったもの。デザインはとっても好み、だけどノースバッドが合ってないから掛けづらいわけですよ。そこで金具タイプのノーズパッドをつけてもらいました。 金具タイプにすることで、よりフィット感を調整できるようになります。 ちなみに、こういうものがフレームと一体型になったノーズパッドです。高さや角度は個体差がありますが、海外のものは低めに作られていることが多く、鼻が低い私はずり落ちたり、不快に感じたりすることがあります。 ということで、新たにゲットしたのはグッチのキャットアイサングラス。同じ着こなしでも印象が大きく変わるのが、アイウエアの楽しいところですよね! 着用・文/昼田祥子 構成/出原杏子
昼田 祥子