【中山記念】ボーンディスウェイ 全項目で唯一の減点1に高まる期待 待望の重賞初奪取狙う
「中山記念・G2」(25日、中山) 春のG1戦線を見据える強豪が集結。なかでも注目は昨年の皐月賞馬ソールオリエンスだ。G1V後は4連敗を喫しているが、4歳シーズン初戦でしっかりと結果を残し、存在感をアピールしたいところ。一方、データ班のイチ推しは伏兵のボーンディスウェイ。着実に地力をつけてきたハーツクライ産駒の5歳馬が、待望の重賞初奪取で大きく羽ばたくことができるか。 ▼傾向(過去10年) 近年は次戦に海外を見据えた馬の活躍が目立つ。さらに、好走馬に“リピーター”が多いのも特徴だ。 ▼人気 1番人気〈3・0・0・7〉 2番人気〈3・2・2・3〉 3番人気〈2・0・2・6〉 3番人気までで8勝をマーク。9番人気以下の馬券圏内はゼロ。 ▼ステップ 中山金杯〈3・1・1・4〉 天皇賞・秋〈1・1・0・2〉 マイルCS〈1・0・2・5〉 香港M〈1・0・1・3〉 ダービー〈1・0・0・0〉 宝塚記念〈1・0・0・0〉 エリザベス〈1・0・0・2〉 有馬記念〈1・0・0・6〉 OP競走〈0・1・2・18〉 勝ち馬全頭が国内外のG1か中山金杯から参戦。 ▼前走内容 勝ち馬8頭が5着以内。同9頭が5番人気以内に支持されていた。 ▼馬齢 4歳馬〈4・4・6・16〉 5歳馬〈4・4・0・23〉 6歳馬〈1・2・2・22〉 7歳以上〈1・0・2・31〉 4、5歳馬が圧倒している。 ▼所属 美 浦〈8・5・6・57〉 栗 東〈2・5・4・34〉 美浦所属馬が断然。 ▼重賞実績 格式の高いG2戦らしく、勝ち馬全頭が重賞覇者で、うち7頭が2勝以上をマークしていた。 ▼コース実績 勝ち馬7頭が中山の重賞で3着以内あり。 ▼決め手 逃 げ〈1・0・3・6〉 先 行〈8・5・3・19〉 差 し〈1・4・4・30〉 追 込〈0・1・0・37〉 コーナー4つの内回り戦で開幕週の施行。勝利を狙うにはある程度の位置につけたい。勝ち馬9頭が前走の4角を7番手以内で通過していた。 ▼注目馬 全項目をクリアした馬はゼロ。唯一、減点1で突破したのがボーンディスウェイ。条件戦を卒業するのに時間を要したが、重賞戦に復帰した前走・中山金杯で4着と見せ場。ここで待望のタイトル奪取となるか-。