日韓対抗戦で神龍誠が再起戦。相手の挑発に「やる気が出た」、マザコン指摘には「マザコンではない」と否定【RIZIN.46】
「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催され、日韓対抗戦として3試合が行われることが発表された。 会見には日本人3選手が登壇した。バンタム級戦で、キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)と対戦する中島太一(ロータス世田谷)は「やっと自分の実力を証明できる対戦相手と戦うことができてうれしい。勝つ自信しかない。日韓戦ということで日本人として必ず勝つ」と必勝を期した。相手については「なんでもできるオールラウンダーで、最後まで頑張れる選手という印象。僕はそれ以上にオールラウンダーだし、最後まで戦える。全部上回っていると思う」と語った。 中島は昨年9月に元修斗世界王者の岡田遼を相手にフルマークの判定でRIZIN初勝利を挙げた。RIZIN王座獲得へ本腰を入れるため、昨年11月にパンクラスバンタム級王座を返上している。スーチョルは2022年大晦日のBellatorとの全面対抗戦でフアン・アーチュレッタと対戦し、1-2の判定で惜敗して以来のRIZIN参戦となる。
フライ級戦でイ・ジョンヒョン(韓国/TEAM AOM)と対戦する神龍誠(神龍ワールドジム)は映像でメッセージを寄せたジョンヒョンの挑発を受けて「フライ級最強を目指す神龍誠です。前回、堀口選手に負けてしまい、まだ最強じゃないことが分かったので、これからまた最強を目指して一から頑張っていきます。これから僕の第2章が始まるので、この韓国人の相手をボコボコにします。なんか煽っていたので、ちょっとやる気が上がりました。ぶっ飛ばします」と昨年大晦日の堀口恭司戦以来の再起戦に腕を撫した。 ジョンヒョンは映像の中で神龍について「神龍選手は性格が悪いという噂を耳にしました」「聞いたところによるとマザコンでファザコンでもあるそうですね」などと挑発していたのだが、神龍は相手の印象について「生意気な子だなと思った。あと、どこからそういう情報を耳に入れたのかと(笑)。修正点として僕はマザコンではない。親とは仲がいい。ファイトスタイルはストライカー。でも今回は僕が打撃も寝技もできることを見せたいので、打撃でも勝負してやり合おうと思っている」と挑発の内容を否定したうえで改めて勝利を約束した。 ジョンヒョンはプロ戦績10戦9勝1敗のRoad FCフライ級の超新星。今回がRIZIN初参戦となる。