【巨人】阿部監督の執念継投! 中川をイニング途中で諦めバルドナード投入…チーム防御率1.82はリーグトップに浮上
◆JERA セ・リーグ ヤクルト0―5巨人(11日・神宮) 巨人が執念継投でリーグ最多となる今季5度目の完封リレー勝利を飾った。 6回まで「スガコバ」で無失点。1点リードの7回に2番手・中川皓太投手にスイッチした。だが、安打と送りバントに四球で1死一、二塁となった所で阿部慎之助監督が動いた。 今季すでに2度の救援失敗で2敗、この試合まで防御率7.71と安定感を欠く中川を諦め、同じ左腕のバルドナードを投入。この継投が功を奏し、バルドナードが2者連続三振と見事な火消し役を見せた。 僅差の勝ち試合の終盤は「西舘&中川&大勢」の方程式を起用してきた指揮官だったが、この試合はそれを初めて崩してでも、臨機応変な投手起用で勝利をつかみ取った。 これでチームは開幕からリーグ最多となる5度目の完封リレー勝利。チーム防御率は1.82となり、中日を抜いてリーグトップに浮上した。
報知新聞社