外国人旅行客獲得巡り競争激化…岡山県が県管理の岡山空港で国際線施設増設など検討【岡山】
岡山放送
外国人観光客の増加を受け、新たな取り組みです。岡山県は、岡山空港の国際線が2便同時に発着できるようにするため、施設の増設などを検討していることを明らかにしました。 岡山県によりますと、国際線のコンコース増設や旅客ターミナルの拡張を優先的に行うことで、国際線が2便同時に発着できるようにするということです。県が設置し開港から36年の岡山空港は、国際線エリアが狭く、増加する外国人観光客に対応した機能強化が検討されていました。 岡山空港は2024年度、国際線の利用客が20万人になる見通しです。さらに試算では2050年度に利用客は80万人になるとされています。県は24年度中に内容をまとめ、議会の了承を得て25年度以降、基本計画の策定を進めたいとしています。 近隣では、高松空港の国際線で3便同時に発着できるよう増改築することが決まっていて、外国人観光客を巡って空港間の競争が激しくなっています。
岡山放送