世界に371個しか存在しない希少な月の隕石がセットされている

　スイス高級時計ブランド“ LOUIS MOINET（ルイ・モネ）”は、 “コズミック アート コレクション”の代表的モデル“スーパー ムーン”と“マーズ ミッション”ケース径を45.4mmから43.2mmにリサイズした小径モデルを発表。12月15日に発売する。 【“コズミック アート コレクション”リサイズモデルの画像をもっと見る】 　ブランドのルーツである時計師ルイ・モネによる天体観測用の時計登場から約2世紀、いまでもルイ・モネの時計作りに欠かせないインスピレーションの源“宇宙”は、“コズミック アート コレクション”として数々のユニークなタイムピースに反映されている。 　今回発表されたのは、そのコズミック アート コレクションの代表的モデル“スーパー ムーン”と“マーズ ミッション”をリサイズした小径モデル。 　“スーパー ムーン”は、1968年にアポロ8号が撮影した月面画像をベースにデザインされたモデルで、文字盤上のニッケルメッキにブラッシングを施し、月面の凹凸・陰影を再現。3時位置にあるブルーのアルミ製カプセルには、世界に371個しか存在しない希少な月の隕石がセットされている。 　もうひとつは、1965年に探査機マリナー4号により撮影された“人類初の火星表面の近接画像”をベースにデザインされた“マーズ ミッション”。こちらは、文字盤上の銅メッキにパティーナ加工を施し、火星表面の凹凸・陰影を表現。3時位置のレッドのアルミ製カプセルに、世界に277個しか存在しない希少な火星の隕石をセットしたモデルだ。 　今回はこの2モデルに、立体的なフォルムにデザインされ“ネオ・ケース”と名付けられたケースを採用。前作の45.4mmから43.2mmに小径化することで着用感を向上。オープンワーク仕様の横方向にくり抜かれたラグも特徴となっている。 　ムーヴメントは、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーサテン仕上げ、サーキュラーグレイン仕上げなど、高級時計製造に おける伝統的な装飾を採用。サファイアクリスタルのケースバックからは、同心円上にクルー・ド・パリを施したローターの動きが鑑賞可能。 　経年変化を楽しめるルイジアナアリゲーターレザーのベルトとリューズには、ルイ・モネのシンボルである“フルール・ド・リス（ユリの紋章）”もあしらわれている。両モデルとも価格は375万1000円、それぞれ世界で100本のみ発売。 【問い合わせ先】 ジーエムインターナショナル　TEL.03-5828-9080 文◎Watch LIFE NEWS編集部