高松商監督、最後の登場は「めちゃくちゃ難しかった」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第7日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、高松商(香川)は3-6で東邦(愛知)に敗れた。高松商の長尾健司監督の主なコメントは次の通り。 【高松商vs東邦を写真で振り返る】 ◇夜も朝もバイキング、選手の体が重くなる (四回に)けん制球が失策になり、失点につながったのが痛かった。中盤、嫌なリズムの中で失点し、攻撃も淡泊になった。グラウンド整備を挟んで仕切り直そうとしたが、本塁打を打たれ、試合の流れをつかみ損ねた。 序盤の戦い方は悪くなかった。5点以内の勝負だと考えていたが、やっぱりうちのミスが最終的に勝敗に響いた。守りが自慢のうちにミスが出たら、うちの野球じゃなくなる。 (出場校で最後の登場になった) めちゃくちゃ難しい。練習も2時間半くらいで、日ごろより練習量は減るのに夜も朝もバイキング。選手たちの体が重くなる。寒暖差も大きいし、体調管理のコツを選手たちに伝えてきたが、難しかった。言い訳しちゃダメだが、相手は1試合戦っていて、向こうの方が落ち着いている。昨夏の甲子園の経験がない選手は地に足がついてなかった。