ドジャース・大谷翔平、30球団制覇の38号&2盗塁の活躍も及ばず 40日ぶり復帰のミラーが今季3敗目
○ カージナルス 5-2 ドジャース ● <現地時間8月17日 ブッシュ・スタジアム> ロサンゼルス・ドジャースがカージナルスとのカード2戦目に逆転負け。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、38号本塁打を放った。 ドジャースは初回、先頭打者の大谷が四球と盗塁でチャンスを作り、3番フレディ・フリーマンの中前適時打で先制に成功。しかし1回裏、40日ぶりの先発登板となったボビー・ミラーが3番コントレラスに適時打を許し、すぐさま同点。3回裏には2番バールソンに21号2ランを浴び、逆転を許した。 2点ビハインドで迎えた5回表、大谷が反撃の38号ソロを放ち、日本人選手初となる『MLB全30球団から本塁打』を達成。WBCイタリア代表右腕パランテから打球速度111.9マイル(約180.1キロ)、打球角度21度の弾丸ライナーを右翼ブルペンへ打ち込み、1点差に迫った。 ところが続く5回裏、ミラーが1番ウィンに11号ソロを被弾。得点直後の失点が続き、復帰登板は5回途中4失点の投球で今季3敗目。敗れたドジャースは試合終了時点で地区2位パドレスまで2.5ゲーム差、地区3位ダイヤモンドバックスまで3.0ゲーム差となった。 この試合の大谷は3打数1安打、1本塁打、1打点、1四球、1三振、2盗塁という内容で2度の得点機に絡む活躍。今季成績は打率.291、38本塁打、37盗塁、OPS.990となり、ナショナル・リーグ本塁打部門2位のオズナ(ブレーブス)との差を3本に広げている。 なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは「6番・右翼手」で先発復帰し、3打数1安打、1四球を記録。今季成績は打率.227、OPS.689となっている。
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