冬将軍到来 全国292地点で0℃を下回る 体に異変…食欲増す、強い眠気 “冬季うつ”とは?
東京都心の最低気温は7.9℃。日中も13.2℃と“師走並み”の寒さになりました。 サウナの熱波師(20代) 「寒すぎて朝起きられなくて困っています」 ここ最近の寒さで体調に異変を感じた人たちが… 大学生(20代) 「やる気が出なかったり眠気を感じたりします、しんどいなって」 都内の漢方専門店でも… 副店長 漢方専門店 「元気の波が?」 会社員(40代) 「一定のつもりなんですがやる気が出なかったり」 「一気に寒くなってきて体の中から元気にしなきゃって仕事帰りに来ました」 最近、体やメンタルの不調を訴えて来店する人が増えているといいます。
副店長 漢方専門店 「睡眠の不調が出る方とか、精神のバランスが整えにくいとか、この冬の特徴にあるのかなと思います」 「気分が落ち込む」「日中眠い」といった症状。専門家はある“病気”の可能性を指摘します。 パークサイド日比谷クリニック 立川秀樹院長 「『過食』『過眠』に加えて『意欲の低下』とか『気持ちの落ち込み』などがあったら、いわゆる『冬季うつ病』という病気かもしれませんので、そういったことがあれば受診されたり相談した方がいい」 この時期、日照量の減少によって引き起こされることが多い“冬季うつ”。一般的なうつ病では「食欲がない」「不眠」といった症状が代表的ですが、「冬季うつ」の場合、逆に「食欲が増す」「日中に強い眠気を感じる」といった症状が出やすくなるといいます。 防ぐためにはどうすればいいのか? パークサイド日比谷クリニック 立川秀樹院長 「熱いシャワーを朝浴びることによって、交感神経をぱっと上げてあげれば多少動きやすくなりますので、一個の対処法かなと考えています。日光を浴びる、これも十分効果があります」 20日の東京は19日よりさらに寒くなり、6℃まで冷え込む予想です。 (11月19日放送『news zero』より)