【新NISA】20年間「毎月1・3・5万円」積立投資すると将来の資産はいくらになるの?シミュレーション
2024年1月に新NISAが始まってから、もうすぐ1年になります。 2024年9月17日に金融庁より発表された「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表」によると、2024年6月末時点で、NISA口座数は約2425万口座です。 ◆【シミュレーション結果を見る】20年間「毎月1・3・5万円」積立投資した結果は? 利用者が増え続けているNISA制度ですが、制度のしくみを知らないという方は意外と多いのではないでしょうか。 本記事では、新NISAのしくみや、20年間毎月1・3・5万円積立投資をすると、将来の資産がどのようになるのかシミュレーションしています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA制度のしくみ
NISA(少額投資非課税制度)は、少額から投資をおこなう方のために、2014年にスタートした制度です。 2024年から新制度の新NISAが始まっています。 ●新NISAは運用益が非課税 通常、株式や投資信託などの金融商品に投資すると、売却して得た運用益や受け取った配当に対して、20.315%の税金がかかります。 一方、新NISA口座では対象の金融商品から得た運用益は非課税です。 ただし、新NISA口座で非課税運用できる金額には上限があります。 ●新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」 新NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、年間投資枠や非課税保有限度額の上限があります。 <新NISAのポイント> ・非課税保有期間が無期限 ・つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能 ・年間投資枠は、つみたて投資枠「年間120万円」・成長投資枠「年間240万円」 ・つみたて投資枠の投資対象商品は「長期の積み立て・分散投資に適した一定の投資信託」 ・成長投資枠の投資対象商品は「上場株式・投資信託等」 新NISAは年間投資枠が、つみたて投資枠では120万円になりました。 新NISAを利用するには、銀行や証券会社などでNISA口座を開設してから始めましょう。 続いて、新NISAで20年間、毎月1・3・5万円積立投資した場合の、将来の資産額について紹介します。