さっぽろオータムフェストの生ごみを「堆肥」に…花壇へまいて"循環" 会場で集めた220キロの食べ残しを再利用 今後はコンポスト増設へ 北海道
UHB 北海道文化放送
2023年9月に札幌市で行われたオータムフェストで、会場から集められた生ごみを元に作られた堆肥が、2024年5月21日、大通公園の花壇に再利用されました。 花壇にまかれているのは、2023年のオータムフェストで捨てられた生ごみから作られた堆肥です。
オータムフェストでは、食べ残しゼロを目指して微生物の働きで生ごみを堆肥に変える装置「スマートコンポスト」が2023年、初めて2台導入されました。 大通公園4丁目から6丁目会場で集められた生ごみ220キロから生まれた堆肥約500グラムが、大通公園6丁目会場の花壇にまかれました。
「排出されたものは排出された場所で循環させるのが一番環境負荷は少ない。本来の資源循環が築けている」(komham 西山すの 社長) 2024年はより多くの生ごみを処理できるようコンポストの設置台数を増やす予定だということです。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 「ビールを飲んでこの自然を守っていきたい」国内トップレベルの水質―支笏湖の水を使った“クラフトビール”開発進む 売上金の一部は環境保全に充てる方針 早ければ8月に商品化へ 北海道千歳市
- 「きれいな環境で観光してもらいたい」雪解け進み"道路清掃"始まる 約2200キロで滑り止めの砂利など回収へ 北海道札幌市
- 「低利用魚ってなんだ?」回転寿司チェーンが小学校に"出前"授業 食品ロスを減らすには…おすし通じてSDGs学ぶ
- 北海道で年間約15万頭駆除される"シカ"のほとんどが廃棄されるだけ…シカ肉の有効活用で試行錯誤 レストランのコース料理からペットフードまで
- クマ生息地“レッドリスト”除外の可能性―石狩西部と天塩・増毛 絶滅の恐れ一転『春グマ駆除』廃止から30年以上で増加 北海道内の目撃件数倍増し4000超