(c) The Niigata Nippo

　タクシー会社が実施主体となり、一般ドライバーが自家用車で顧客を有料送迎する「日本版ライドシェア」の導入に向け、太陽交通新潟（新潟市西区）など新潟県内の運輸事業者2社が8月31日までに、国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局（新潟市中央区）に対し、参入に必要な許可申請を行ったことが分かった。許可されれば新潟市南区で10月に事業を開始する見通し。日本版ライドシェアの導入は県内第1号となる。 　現在、新潟市南区では 利用者からの配車依頼に対するタクシー運転者の承諾割合を示す「マッチング率」が夕方以降は低い時間帯が続き、タクシーが不足している状況だという。 　太陽交通新潟など新潟市南区に営業拠点を置く県内の2社が、いずれも8月中に申請した。運行時間帯は月曜から日曜の午後5時台～9時台の5時間となる予定。