オキシ漬けすら不要に。いつもの洗濯に足すだけの「新しいオキシクリーン」が、生乾き臭対策の正解だった
湿度が高い季節に困るのが、洗濯物の生乾き臭だ。 生乾き臭は、一度発生すると洗濯してもなかなか落ちないことがある。この生乾き臭は雑菌が原因になっているので、取り除くには布を殺菌する必要があるらしい。 【全画像をみる】オキシ漬けすら不要に。いつもの洗濯に足すだけの「新しいオキシクリーン」が、生乾き臭対策の正解だった 手軽に洗濯物を殺菌して、生乾き臭を解消したり予防したりできるアイテムがないかと思っていたところ、見つけたのがこれだった。
液体タイプのオキシクリーン
それが「オキシクリーン パワーリキッド」だ。 オキシクリーンといえば「オキシ漬け」が有名だが、通常のオキシクリーンは粉タイプなので、漬け置きや、洗濯時に入れる使い方がメインだった。 一方パワーリキッドは、その名の通り液体タイプ。 粉のタイプしか知らなかったので驚いたのだが、今年の3月に発売されたアイテムなのだとか。 液体タイプ最大の利点は、何と言ってもその扱いやすさ。 染みや汚れが気になる箇所にも直接塗布できるので、染み抜きとしても優秀だ。 キャップがフタになっており、そこに少量の「オキシクリーン パワーリキッド」を入れて気になる箇所に塗布する。 これが粉タイプだと、まず少量の水かお湯で溶液を作らなければならなかったが、液体タイプならば直接塗れるので、かなり手軽に使うことができる。 直接塗布した後5分ほど待ち、乾いた布などで軽く叩くように液体を拭き取る。 そうすると、写真のように血の染みが目立たない程になった。 この染みはしばらく放置してしまっていたので完全には落ちなかったが、汚れが付着してすぐに液体を塗布すれば、より効果的に漂白できただろう。 容器の注意点としては、真ん中に管状の注ぎ口があり、その周りを溝が取り囲んでいるので、キャップに注ぐ際にこの溝に溜まった液がこぼれる場合があった。 キャップに液体を注ぐ際はシンクの上などで注いで液垂れに注意したいところ。
「オキシ漬け」のハードルが下がった
粉タイプでの「オキシ漬け」に最適な温度は40~60℃のお湯が目安だが、入れる量やお湯の温度によって、溶け残りができてしまうのが難点だった。 液体タイプなら溶け残りの心配もなく、気軽に「オキシ漬け」ができる。 20~30分で除菌と漂白が完了するので、ゴム手袋をしてタオルや衣類を引き上げ、よくすすぐか洗濯機で洗濯をすれば完了だ。
洗濯機に「オキシ足し」で手軽に殺菌
手軽にできるとはいえ、普段しない「オキシ漬け」を毎日の洗濯のサイクルに組み込むのは少し面倒だ。 ところがこのパワーリキッドであれば、洗濯時にキャップ一杯分入れるだけで、日常的に衣類の殺菌ができるのだ。 この時、塩素系の漂白剤や洗剤と混ぜないように注意したい。 塩素系でなければ洗濯洗剤と併用可能なので、普段の洗濯にひと手間加えるだけで生乾き臭の予防ができるのはかなりありがたい。 今までありそうでなかったオキシクリーンの液体タイプのおかげで、気兼ねなく衣類の消臭と殺菌ができるようになった。
森亮太