ロシア、米大統領選挙討論尋ねられ…「プーチン大統領がアラームかけてまで見るだろうか」
ロシア大統領府は28日、バイデン米大統領とトランプ前米大統領の初めてのテレビ討論が行われたことと関連し、「ロシアの大統領がアラームをかけ朝起きて米国で開かれた討論を見ただろうとあなたが察するとは思わない」と話した。 スプートニク通信によるとロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日の会見で、プーチン大統領とウクライナ情勢などが言及されたテレビ討論についてこうした反応を示した。 ペスコフ報道官は「われわれにはわが国に本当に重要でわれわれと関係した多くの問題がある。これが大統領が扱う問題」と話した。 また「これは米国内部の問題であり米国の選挙キャンペーン。絶対評価しないだろう」と話した。彼は「われわれは米国の選挙運動に干渉したことはなく、今後もそうするだろう」と強調した。 ただ「もちろんわれわれは討論に対するメディアの報道などを見ており、(討論で出た)発言を綿密に調べるだろう」と明らかにした。 ペスコフ報道官は30日に行われるフランス総選挙に対しても「フランス内部の問題」としながらも、「もちろん総選挙の結果はわれわれの関心事で、どんなことが起きるのか見守るだろう」と話した。