西内まりやは「キツくて強くてミステリアスな女」… 久々ドラマ出演で見せた“吹っ切れ”
「私のことは殺せません」
西内まりや(30)の3年半ぶりのドラマ出演が発表された。縦型ショートドラマ「殺せなかった妻」で、笠松将(32)とダブル主演を務める。 【写真22枚】笑みを交えながら時に“自虐”も… インタビューに応じる西内まりや ほか 笠松演じる不倫夫が財閥乗っ取りを画策し、西内演じる妻を殺害しようとするも……というストーリー。舞台などで活動を続けてきたが、彼女が映像作品に出演するのは3年半ぶりとなる。
西内といえば、先ごろXで、 〈私はある出来事をきっかけに、世間に対して、人に対して、不信になって塞ぎ込んでいました〉〈SNSもニュースもテレビも信用出来なくなり、数年間離れて世の中の本質は何なのかを探しました。自分の意思や存在価値が分からなくなった時期もあった〉 と人間不信だったことを告白し、話題になったばかり。本作への出演発表にあたり集まった取材陣を前にしても、色々あった過去についてはNGなく答える。 「殺されても死なない女性を演じましたが、私自身、何度も何度も撃たれてきました。今は生まれ変わった感覚があります。信念をもって、恥じない生き方をしていれば伝わるはず。私のことは殺せません」
今年に入って変わったという
西内が演じる蘭は、財閥令嬢という設定。ドラマのネタバレになるため多くは語れないとしつつ、「皆さんが思っている西内まりや像と重なる部分もあるかもしれない……“キツくて強くてミステリアスな女!”みたいな私と」と笑顔を見せた。 10代から芸能活動を開始し、2017年には「突然ですが、明日結婚します」(フジ系)で月9の主演も務めた。当時と比べると、かなり素直になった印象を受ける。 「もともと本音を言えないタイプだったんです。いい子でいなきゃ、我慢しなきゃ、と自分の心に蓋をして人と向き合ってこなかった。いよいよそれも限界がきてしまって、昨年ごろから、目を背けるのをやめようと思ったんです。きちんと人にぶつかろうと。すると今年に入ってから、ああ素直になるって大事なんだな、と実感し始めたんですよね」 初めて挑むショートドラマ。しかもスマートフォンでの視聴を前提とする「縦」という画角の違いもあったそう。 「アップが多いことでの恥ずかしさもありました。一発本番撮りなど、とにかくスピード感のある現場でしたね」 死なないけれども生まれ変わった西内まりやの姿は、プラットフォーム「UniReel」で観ることができる。「殺せなかった妻」は全55話で配信。
デイリー新潮編集部
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