シゲカズです企画公演が初の全国ツアーに「各公演の連動企画やご当地企画も」と意欲
ピン芸人のシゲカズですが15日、大阪市内で自身が手掛ける初の全国ツアー「シゲカズですpresentsクセツアーさらにさらにヨシモト~神豪華芸人ネタと大阪名物神クセ企画の合法トリップ旅~」の概要発表会見を行った。 全国の吉本興業常設劇場11か所で実施する初のツアー。シゲカズですは「いつもの漫才劇場の要素は存分に残しつつ、ツアーならではのというか、各公演との連動企画や、ご当地企画とか、その劇場ならではのライブプラス、普段の感じが出せるかなと思っています」と自信をのぞかせた。2014年に「ホグワーツ大喜利学校」という主催公演をスタート。そこから「シゲカズです企画」公演を数々行い、10年間で600公演以上を主催してきた。企画公演から売れるメンバーも多く、現在も毎月5~6本の主催公演を大阪の漫才劇場、森ノ宮よしもと漫才劇場で実施している。 企画公演では、毎回ネタの制限時間を守らない人も続出。独特の強制終了システムもあり、シゲカズですは「各公演ごとの強制終了を考えています」とニヤリ。今ツアーに参加するツートライブ・たかのりは「普通時間オーバーでカンカンカンとか鳴ったら冷めるじゃないですか。そこで笑いが起こるというシステムにしてるんです」と解説。周平魂も「俺らあれ、鳴らされへん時がないかもしれない」と、自己申告した。 会見に出席したドーナツ・ピーナツは9月28日の静岡・沼津公演に出演する。ピーナツは「その日、自分たちのツアーラストで、しかも朝は(MBSテレビ)『せやねん』があるんで、大変な一日になりそう」と苦笑い。一方のツートライブ・周平魂は「それを言ったら、俺らは漫才劇場と森ノ宮だけ。いつもと一緒。ツアー感がない!」と申し入れた。 シゲカズです企画ライブのいいところを“禁止ワード記者会見”とし、「禁止ひらがな1文字プレゼン」に悪戦苦闘するメンバーも。大笑いしながら見守ったシゲカズですは「打ち合わせはいっぱいしますが、リハしても台本説明してもみんな聞かないので。ただコーナーの量は普通2、3コーナーだと思いますが、7~9コーナーあるので楽しみに」とアピールした。全国ツアーは6月6日のヨシモト∞ホールをスタートし、10月の漫才劇場まで回る。
報知新聞社