浜名湖体験学習施設「ウォット」充実へ 静岡県、ふるさと納税活用 学習機器更新などに募る
静岡県は浜松市中央区の浜名湖体験学習施設「ウォット」の設備を充実させるため、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングを始めた。目標金額は150万円。学習機器の更新や休憩スペースの拡充に充てる。9月18日まで寄付を受け付けている。 ウォットは浜名湖の生き物について学べる施設で、餌やり体験や企画展示などが好評を得ている。2000年のオープン以降、入館者数は増加傾向にあり、23年は過去最多の13万5802人に上った。一方、学習機器の古さや休憩スペースの不足が課題となっている。 寄付は学習ゲームの更新費用に充てる。動画再生や操作をスムーズにしたり、クイズに正解すると発行される合格証を電子化したりすることを想定。屋外に日よけも設置し、休憩スペースを充実させる。 県水産振興課は「もっと利用しやすく、学びやすい施設を目指したい」と協力を呼びかけている。 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディングのページで募集している。
静岡新聞社