「フュリオサ」“悪役”クリス・ヘムズワースを監督が絶賛 「歴史上の支配者のようだ」とたたえるインタビュー映像公開
5月31日から全国公開中の「マッドマックス:フュリオサ」から、新たにクリス・ヘムズワースが演じる敵役ディメンタス将軍にフォーカスした特別映像が解禁。主演のジョージ・ミラー監督や、フュリオサ役を演じる主演・アニャ・テイラー=ジョイら共演者がクリスとディメンタス将軍について語っています。 【画像】クリス・ヘムズワース演じるディメンタス将軍
新作のメインヴィランを好演
物語はディメンタス一派が幼少期のフュリオサを誘拐したことから展開。荒くれものたちを率い、救世主を気取り、荒廃した世界の支配者になろうとする新作のメインヴィランです。 ディメンタス将軍を演じるにあたり、クリスはミラー監督と何度も話し合いを重ねてキャラクター像を練り上げたそう。「彼は荒れはてた地で苦しみながら生きてきたことで、性格がゆがんでしまった。かつては希望があったことを、彼は忘れてしまった」と、一見傍若無人にしか見えない行動の中にも葛藤があったと分析し、単なる悪役ではなく、深みのあるキャラクターとしてディメンタスを造形しています。 ミラー監督は「クリスと初めて会った時、鋭い観察眼に驚いた。『カリスマとはどういう存在だと思う?』と問うと、『ユーモアがあり、人を魅了するリーダーのことだ』と答えたんだ」と、まさに彼がディメンタスを演じるにふさわしいと熱弁。撮影中も、ディメンタスが率いるバイカー集団の役者たちと常にコミュニケーションをとり、現場でもおのずとみんなの中心にいたといいます。 役作りに対するクリスの集中力は、新作に登場するもう1人のヴィラン、イモータン・ジョー演じるラッキー・ヒュームは「こんなに没頭しているクリスは初めて見た」と驚きをコメントするほど。 ミラー監督も「歴史上の支配者のようだ」とディメンタス将軍の完成度に大満足。フュリオサを演じたアニャも「クリスの今回のルックが大好き。初めて見たときとてもクールで、設定にピッタリだと思った」と、その完成度に最大限の賛辞を送っています。 「マッドマックス:フュリオサ」はIMAX、4D、ドルビーシネマ、ScreenXなど、さまざまなフォーマットで全国公開中。また、6月23日には東京・新宿ピカデリーでの応援上映の追加開催が決定しています。