マーク・レッキーの個展がエスパス ルイ・ヴィトン東京で2024年2月22日開幕。ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差を体現するアーティスト
マーク・レッキーの2作品が表参道に
エスパス ルイ・ヴィトン東京で、2024年2月22日~8月18日まで、イギリス出身のアーティスト、マーク・レッキーによる個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」が開催される。 本展はフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションを東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンにて展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環。 マーク・レッキーは1964年イギリス・バーケンヘッド生まれ。ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差から、彫刻、映像、音、パフォーマンスなど多様な作品を発表している。2008年にはイギリスでもっとも権威ある現代美術賞「ターナー賞」を受賞。世界各地で国際展に参加、個展を開催するなど活躍するアーティストだ。 その作品はユースカルチャーやポップカルチャー、レイヴシーンからの引用にあふれ、そこにイギリス史や社会階級研究、ノスタルジーの感覚といったものがかけ合わされている。 本展ではエスパス ルイ・ヴィトン所蔵作品である《FiorucciMadeMeHardcore(10周年リマスター版)》(1999-2003-2010)と《FelixtheCat》(2013)が展示されるという。表参道の街とこれらの作品がどう反響しあうのか、楽しみに待ちたい。
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