年収が240万円なのですが、新車で「アルファード」を購入するのは贅沢すぎるんでしょうか?家族で乗るためミニバンが必要です。
家族全員がゆとりをもって車に乗れるよう、アルファードを購入したいと考えている人もいるでしょう。しかし、年収が240万円ほどの場合、新車で購入しても大丈夫か心配になるかもしれません。 本記事では、アルファードの車両本体価格を新車と中古車でそれぞれ紹介するとともに、中古車を購入する際の注意点や安く購入するためのポイントなどを紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
アルファードの車両本体価格
トヨタ自動車株式会社によると、アルファードを新車で購入するときの車両本体価格は、540万円~872万円です(2024年8月現在)。年収240万円の人が一括購入するためには、年収の2倍~4倍ほどの資金を確保する必要があります。 アルファードを安く購入するなら中古車を検討しましょう。同じくトヨタ自動車株式会社によれば、トヨタ認定中古車の場合は、車両価格と諸費用を合わせて68万円ほどから販売されています(2024年8月現在)。ただし、中古車を購入する際は、長く乗り続けられるかさまざまなポイントをチェックしなければなりません。
中古車をお得に購入する際の注意点
ここでは、中古車を購入する際に注意しておきたいポイントを紹介します。 ■事故歴や修理歴がないか 中古車を選ぶときは、事故歴や修理歴がないか確認しましょう。よく事故歴のみが注目されますが、事故の程度はさまざまであり、車によっては事故以外による不具合の可能性も考えられます。そのため、車の基礎部分となる骨格の修理や交換などが行われているかどうかの修理歴にも注目することが大切です。中古車を購入する際は事故歴とあわせて修理歴がないかチェックしましょう。 ■走行距離は短すぎず長すぎないか 中古車を選ぶ際は、走行距離が短すぎても長すぎても注意が必要です。車は走行するほど部品が消耗していき、故障のリスクが高まります。基本的には、中古車は走行距離が短いほうが消耗が少なく状態がよいとされるため価格が高くなり、反対に走行距離が長いほど価格が安くなる傾向にあります。 走行距離の目安は、1年で1万キロメートルほどといわれています。目安よりも長く走行している車は故障のリスクが高い可能性があると考えておきましょう。 一方で、走行距離が短すぎる車にも注意が必要です。年式が古いにもかかわらず走行距離が短い車は、長い間乗らずにガレージで放置されていた可能性があります。メンテナンスせず長い間放置された車はエンジンオイルが劣化したり、タイヤの空気圧が下がったりと、不具合を起こすリスクがあるでしょう。 走行距離を気にしつつもなるべく安く中古車を購入したいのであれば、価格が大きく下がりやすい走行距離3万キロメートル・5万キロメートル・10万キロメートルとなった直後の車がおすすめです。ただし、10万キロメートルを超えると故障のリスクが高まるといわれているため、なるべく3万キロメートル・5万キロメートルあたりで探すとよいでしょう。 ■保証や返品制度を利用できるか 中古車を購入する際は、保証や返品制度が整っているかもチェックが必要です。中古車は誰がどのように使用していたか分からないため、購入後に思わぬトラブルが発生する可能性もあります。保証制度が備わっていれば車が故障しても負担を軽減できるでしょう。また、返品制度の利用が可能であれば、乗って運転してみてから気付いた不具合があった際にも安心です。