まるで移動式“高級ホテル”!? 欧州で車中泊できるメルセデス・ベンツの新型「Vクラス・マルコポーロ ホライゾン」が登場
ポップアップルーフを持つ新型Vクラスのキャンピングカー
メルセデス・ベンツAGは2024年12月3日、新型Vクラスのキャンパー仕様「Vクラス・マルコポーロ ホライゾン」を発表しました。どんなクルマなのでしょうか。 【画像】まるで移動式“高級ホテル”!? プレミアムミニバンの車中泊仕様 メルセデス・ベンツ「Vクラス・マルコポーロ ホライゾン」を画像で見る(25枚)
10年前にデビューしたメルセデス・ベンツVクラスは、広い室内空間とエレガントなデザインを特徴とし、XXLサイズのリムジンという新たなセグメントを切り開きました。 Vクラスは、快適性や多機能性を追求した設計により、家族連れやVIPの移動手段として高い評価を受けてきました。また、メルセデス・ベンツのキャンピングカーやレクリエーション車両の基盤としても支持され、同ブランドにおける重要なポジションを築いています。 今回登場した新型Vクラス・マルコポーロ ホライゾンは、内外装デザイン、快適性、機能性を大幅に進化させたモデルです。特に注目すべきは、新しいラジエーターグリルと力強いデザインのバンパーを採用したフロントフェイスです。 中央には大きなスリーポインテッドスターが配置され、メルセデス・ベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」を彷彿とさせる上級感を醸し出しています。さらに、一部グレードにはグリルを縁取るLEDライトストリップが追加され、視覚的なインパクトを与えています。 リアには新デザインのLEDテールランプとクロームトリムストリップが採用され、洗練された印象を強調しています。新色のボディカラーや新たなホイールデザインも加わり、外観全体の完成度がさらに向上しています。 インテリアに目を向けると、12.3インチのデュアルディスプレイを備えたワイドスクリーンコックピットが目を引きます。新デザインのエアベントやワイヤレス充電対応センターコンソール、静電容量式の最新型ステアリングホイールなどを搭載し、モダンで機能的な空間を提供します。 また、キーレススタート機能やステアリングホイールヒーター、64色のアンビエントライトが快適なドライブ体験をサポートします。細部まで配慮されたデザインは、ドライバーと乗員に一段と高級感をもたらします。 新型Vクラス マルコポーロ ホライゾンは、最大7席の乗車スペースと5つの就寝スペースを備え、ポップアップルーフベッド(全長2.05m×全幅1.13m)やリクライニング可能な3人掛けベンチ(1.93m×1.35m)を標準装備しています。 さらに両側スライドドアを採用することで、乗降や荷物の積み込みがいっそう簡単になりました。また、折りたたみテーブルや外部電源接続、補助ヒーターなどのオプション装備を追加することで、レジャーから日常使いまで多様なシーンに対応します。 新型Vクラス マルコポーロ ホライゾンは、メルセデス・ベンツの最先端技術が凝縮された一台です。その性能は、日常の通勤や買い物から週末のレジャーや長距離旅行に至るまで、あらゆるシーンで存分に発揮されます。 スタイリッシュなデザインと卓越した多機能性を兼ね備えたこのモデルは、Vクラスシリーズの中でも特に際立った魅力を持つ一台と言えるでしょう。
VAGUE編集部