女のコの涙......あなたはどう見る? グラビア好き女子がグラビアの"泣きシーン"に迫る【グラビア美女画報】
グラビア大好き女子の金髪りさ&とりのふたりが気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』。 連載第114回目は、グラビアにおける"涙を流すシーン"について。ふたりの間で異なる捉え方。あなたは女のコの"涙"をどう見る? とり 以前の美女画報で「春はおセンチな気持ちになりますよね」って話をしたかと思うのですが、実は私、季節問わずスゴく泣き虫で。うれしいとき、悲しいとき......、何でもないときでも涙は出てきます。泣き腫らすとスッキリするので、ある種、ストレス発散にもなっているような気がしますね。眠れない夜も、泣けば疲れて眠くなっちゃうし(笑)。 金髪 のっけからえげつない話をしてますね。だ、大丈夫ですか? とり あはは、今はおセンチじゃないのでご安心ください(笑)。ただ、日々泣いていると「こんなにすぐ涙が出てくるなんて、私は異常なんじゃないか......」と思ったりもするんですけど、そんなときに写真集で"涙を流している表情"が見られると、「このコもいろんな感情を抱えて生きているんだな」と思えてホッとしますね。 金髪 そうなんですね(笑)。グラビアでもたまに泣いているシーンが使われるけど、正直、私は捉え方が分からないなぁ。どちらかというと、カワイイとか面白いとか見ていて楽しい気持ちになれるグラビアが好きだから。 とり 私が思うにグラビアは、タレントさんたちにとって自分らしさを自由に開放的に届けられる場所であってほしいんですよ。みなさん普段は、いわゆるパブリックイメージの中で活動をされていて本当にプロフェッショナルだなーと思うんですけど、グラビアは写真だから、写ることにプロフェッショナルになりすぎなくて良いっていうか。 金髪 キメて写るよりも、ありのままでいてほしいってことですね。 とり そうです。そう考えると、"涙"は感情の究極じゃないですか。例えば、私は安達祐実さんの『私生活』という写真集が大好きなんですけど、たくさん泣いて、たくさん笑って、とにかく感情のすべてを出し切っているように感じるんですね。泣いていれば何でもOKじゃないけど、それくらい素直な気持ちが写っているほうが見ていてゾクゾクします。 金髪 まぁ、大人になるとなかなか人前で泣けないしね。 とり 人前ではなるべく泣いちゃダメなんですけどね。あと華村あすかさんの『その涙を超えて。』にも泣いているシーンがあります。インタビューで「(カメラマンの)丸谷さんから『もっと来い!』と心をノックされているようで、気づいたら涙が流れていて......」と撮影を振り返られているんですけど、自分のすべてをさらけだす難しさや葛藤にはスゴく共感します。そして、涙を流したあとのこの笑顔......。見ているだけで霧が晴れたような、サッパリとした気持ちになりますね。