炊事遠足費として集めた現金1万7000円を職員室から盗んだ疑いで56歳の教諭の男を逮捕 物色する様子が警備システムに…同僚の財布からも金を盗んだと話す 北海道音更町
5月、北海道十勝地方の音更町の中学校で、学校行事費1万7000円が盗まれ、音更町教育委員会が被害届を出していた事件で、この中学校に勤務していた56歳の教諭の男が、13日逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、音更町立音更中学校の教諭、浅野法幸容疑者56歳です。 浅野容疑者は5月25日午前9時ごろ、自身が勤務する音更中学校の職員室にあった現金1万7000円を盗んだ疑いが持たれています。 警察と音更町教育委員会によりますと、盗まれた1万7000円は、炊事遠足費として生徒から集めた現金の一部で、1万4000円と3000円に分けて封筒に入れ、浅野容疑者とは別の教諭2人が、それぞれ自分の机に敷いたマットの下に入れ、保管していたということです。 しかし5月28日、現金が紛失していることに気づき、町教委が盗難の疑いがあるとして、教職員への聴き取りを進めるとともに、警備システムの映像を確認したところ、浅野容疑者が職員室を物色する姿が映っていたとのことです。 浅野容疑者は、盗んだ炊事遠足費を全額返金しましたが、町教委は6月4日から浅野容疑者を自宅待機処分にし、5日に校長が警察に相談し、被害届を提出しました。 被害届を受け、警察は調べを進め、容疑が固まったとして13日、自宅付近で浅野容疑者を逮捕しました。 調べに対し、浅野容疑者は容疑を認めているということです。 町教委によりますと、浅野容疑者は聴き取りの際、同僚の財布からも1000円を盗んだと話しており、警察は、余罪や動機を調べています。
北海道放送(株)
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