食品部門・優秀賞の「まぐろジャーキー入りラー油」と賞状を手に受賞を喜ぶ、渡嘉敷漁協の外山英一郎参事（右）と同職員の小嶺ともみさん＝11月16日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

　那覇市で11月15～17日に開催された「2024離島フェア」で、渡嘉敷村の渡嘉敷漁業協同組合（玉城一博組合長）が生産した特産品「まぐろジャーキー入りラー油」が、優良特産品として食品部門・優秀賞を受賞し、県知事から表彰された。開発から4年目を迎えた人気商品で、同特産品展示即売で従来のまぐろジャーキー、マグロのつくだ煮などと併せて完売したという。 【写真】米軍将校クラブの味を受け継ぐ大人気のアップルパイ！

　同漁協職員の小嶺ともみさんは「まぐろジャーキーの残りくずが廃棄されていたので、食品ロスをなくすため試行錯誤してラー油を考案した。まぐろジャーキーは新商品開発から32年を迎え、漁協の特産品として人気商品となった。旧職員に感謝したい」と受賞の喜びを話した。 　（米田英明通信員）