斬新デザインの上級7人乗りSUV ヒョンデ新型「サンタフェ」 約895万円から欧州発売へ
箱型SUV ハイブリッドとPHEV設定
韓国の自動車メーカーであるヒョンデは、新型SUV「サンタフェ」の欧州向けの仕様と価格を公開した。右ハンドルの英国市場では4万6775ポンド(約895万円)からとなる。 【写真】カクカク箱型シルエットの3列7人乗りSUV【新型ヒョンデ・サンタフェを写真で見る】 (27枚) 第5世代に数えられる新型サンタフェは昨年7月にデビューしたミドルサイズの7人乗りSUVで、直線基調の箱型シルエットと斬新なデザイン、広い室内空間を特徴としている。 英国仕様では2種類のパワートレインが用意される。1.6Lターボガソリンエンジンをベースとするハイブリッドモデルは、最高出力215psと最大トルク37.5kg-mを発生する。四輪駆動のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルでは最高出力252ps、最大トルク37.5kg-mを発生する。 グレードは3種類あり、ベースの「プレミアム」グレードは20インチのアルミホイール、LEDライト、12.3インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが装備される。英国価格は4万6775ポンド(約895万円)から。 中間グレードの「アルティメット」はBOSE製オーディオ・システム、サンルーフ、ヘッドアップディスプレイ、ベンチレーション付きフロントシートが追加される。英国価格は5万275ポンド(約960万円)から。 上位グレードの「カリグラフィ」ではナッパレザー、スキッドプレートなどのオフロード風トリムが付属する。英国価格は5万2775ポンド(約1010万円)から。
エッジを効かせた新世代のデザイン言語
エクステリアとしては、先代モデルの曲線的なフォルムから脱却し、エッジの効いた新しいデザイン言語を採用した。ランドローバーやジープの4WD車を彷彿とさせるデザインで、SUVらしいタフネスを表現している。 ヒョンデの他のモデルとも一線を画すデザインである。 ボディサイズは全長4830mm、全幅1900mm、全高1780mm、ホイールベース2815mm。先代モデルよりもやや大型化し、これによりクラストップレベルの室内空間を実現したという。 テールゲートも大型化され、後部座席を倒したときに「テラス」のようなスペースが生まれ、小さなワークステーションやラウンジスペースを設けることができる。 最大牽引能力は1110kgだが、BMW X5やランドローバー・ディフェンダーには及ばない。