「人生には諦めずに闘う価値がある」ザック・エフロンが演じるケビン・フォン・エリック本人らが映画化に込められた想い語る 映画『アイアンクロー』
ザック・エフロン主演、プロレス界で”史上最強”を追い求めたフォン・エリック家を描く、映画『アイアンクロー』。この度、本作のキャストと監督、そしてケビン・フォン・エリック本人が作品に込められたメッセージを語る特別映像が公開された。 幼少期からプロレスに夢中になり、9 歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」と話す。本作は、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。 こうしたアプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かす。 ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」と振り返る。ケビン本人も「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛。また、今は亡き兄弟たちのシーンについてケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せる。 四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作がエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていることにも言及。現在66歳となったケビンは「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」と熱い想いを語る。本作で描かれる、リング上の興奮、家族の愛情と葛藤のドラマに期待したい。 映画『アイアンクロー』は、2024年4月5日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部