タイガーエア台湾、訪台日本人の誘致強化へ 静岡や宮崎などへの就航検討
(台北中央社)台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)の陳漢銘董事長(会長)は15日、メディアとの懇談会で、今後日本や東南アジア、両岸(台湾と中国)路線の拡大を図る他、積極的に日本人を台湾に誘致する意向を示した。鳥取や静岡、島根、大分、宮崎への就航を検討しているとした。 16日には福島線が就航し、日本路線は19路線となった。陳氏は今後、ベトナム・ハイフォン線を新たに運航するとした他、カンボジア・シエムレアプ・アンコールへの就航を検討していると語った。両岸路線については今年中に香港線を開設する予定だとし、中国のアモイや福州、張家界、無錫、天津への就航も考えているとした。 日本人乗客の誘致については、岡山や高知、茨城、福島でPRを続ける他、日本企業と協力し、1億台湾元(約4億6400万円)近くを投じたプロモーション活動を展開すると語った。 (江明晏/編集:齊藤啓介)