<春に挑む・’22センバツ長崎日大>選手紹介/4 /長崎
◇2枚看板軟投派左腕 川副良太投手=2年 135キロ前後の直球にキレのある3種類の変化球を織り交ぜて打者を手玉に取る軟投派左腕。特に鋭く曲がるカーブが武器だ。2枚看板の一人、種村隼(じゅん)投手(2年)からの継投が多く、昨秋の公式戦は26回を投げて防御率2・08、20奪三振と安定した投球を見せた。九州地区大会準決勝の九国大付戦で2本の本塁打を浴びた悔しさを胸に一冬投げ込み、直球の伸びに磨きがかかった。「相手に向かっていく気持ちの強さは誰にも負けない」 (1)163センチ、60キロ (2)城西(佐賀) (3)全身を使った投球が魅力 ◇チームに貢献したい 広田樹大(きだい)投手=1年 小学1年から軟式野球チームに所属し、中学1年で全国大会に出場。2年時には県大会の優勝投手となったが、九州大会はコロナ禍で中止に。高校は甲子園を夢見て、野球と勉強を両立できる長崎日大を選んだ。チェンジアップなど多彩な変化球をコースに投げ分け、打たせて取る投球が持ち味。大崩れせず安定感がある。2年生の2枚看板が注目されがちだが「短いイニングでも登板してチームに貢献したい」と出場機会をうかがう。 (1)176センチ、59キロ (2)波佐見 (3)クレバーな投球で相手を抑える ◇継投投手の状態調整 豊田喜一捕手=1年 小学3年から北九州の軟式野球チームに所属。6年時に捕手として全国大会に出場し、優勝した。高校は他校への進学も考えたが、雰囲気の良さにひかれ長崎日大を選んだ。昨年は変化球を後ろにそらすことが多かったため、冬場はボールのストップ技術とスローイングスピードの向上に力を注いだ。試合にはもちろん出場したいが「まずは継投する投手をいい状態でマウンドに送り出したい」。憧れはソフトバンクの甲斐拓也選手。 (1)168センチ、65キロ (2)折尾愛真(福岡) (3)スローイングが武器。出場機会をうかがう ……………………………………………………………………………………………………… (1)身長、体重 (2)出身中 (3)監督から見た選手の特徴 〔長崎版〕