【西武】ボー・タカハシ2失点 四死球でピンチ招くなどコントロールに課題残すマウンドに
<日本生命セ・パ交流戦:西武-広島>◇13日◇ベルーナドーム 西武ボー・タカハシ投手(27)が先制点を与えた。4回2死満塁のピンチを背負い、広島9番矢野にフルカウントから変化球を中前に運ばれ2点を失った。「マウンドにいったら100%の仕事をして、1球1球大事にしてチームに勝ちをつけること。それしか考えていません。それが自分の仕事であり、やらなきゃいけないこと」と話していたが相手に先手を許した。 4回までに今季最多の4四死球を出した。1回先頭の秋山にフルカウントから四球を与えると、2回先頭の4番末包には死球を当てた。3回1死から秋山をまたしても四球で歩かせた。3回までは無失点も、立ち上がりから走者を背負っての投球が続いた。 登板前日には「真っすぐがちゃんと働いていないと変化球の何の助けにもならない。変化球よりも真っすぐの質を保つような努力、調整をしている」と説明していた。しかしこの日の直球はボール球が目立った。スライダーを中心に変化球でバットを振らせ、5回までに6つの三振も奪ったが、コントロールに課題を残すマウンドだった。6回1死二、三塁のピンチになった場面で降板。次回リベンジする。【山崎純一】