Bグループ首位攻防戦。3戦全勝「慶應義塾大学」×3勝1敗「筑波大学」。第13回関東大学春季交流大会
一方、日本ラグビー発祥の記念碑がある日吉グラウンドで迎える慶大。
前戦の相手は、セットプレーとフィジカリティに強みを持つ日本大学。初戦で筑波大を3点差(29-26)で破っている難敵と、最終盤まで31-31の熱戦を繰り広げた。
殊勲の勝ち越しトライはフル出場のNO8冨永万作。相手ミスのカウンターから敵陣侵入、仙台第三高出身の4年生がペナルティからの速攻で歓喜を呼び、38-31で3戦全勝を決めた。
日大戦の後半6分にトライを決めたルーキーFB小野澤謙真は、今年開始の日本代表育成プロジェクト「JAPAN TALENT SQUAD(JTS)プログラム」の第2回参加8選手に選ばれた。同プログラムは日本代表宮崎合宿で6月12日(水)に開催されている。
慶大は先発15人中13人が上級生という布陣。残りの2人は1年生。5人目の先発変更メンバーであるFL中野誠章(桐蔭学園)、そして第2回JTSプログラムに招集されたFB小野澤謙真だ。
U20代表メンバーが戻ってきた筑波大は要注目。慶大の真価も窺えそうな一戦だ。注目のキックオフは日曜日の正午だ。
多羅 正崇