イチロー氏、プロ4年目の登録名変更で起きた笑いに「悔しかった」「もう結果を出すしかない」
TBSは27日までに、23~24日に2夜連続でイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を特集した「情熱大陸」の未公開インタビューを公開。同氏が「イチロー」について語った。 【写真】イチロー氏。左は弓子夫人 イチロー氏はオリックス時代、プロ4年目の94年開幕直前に登録名を本名の「鈴木一朗」から「イチロー」に変更。以降は「イチロー」が定着した。同氏は「便利です。鈴木一朗って言ったって全くわかってもらえないですよ。お店で『鈴木』ですって言っても『どちらの鈴木さんですか』って。『カタカナのイチローわかりますか』って言って、そこでスムーズに事が進むんだけど。これが『鈴木です』『鈴木一朗です』はめんどくさいでしょ」と語った。 「鈴木一朗」と「イチロー」の共存についての質問には「僕の一部ではあるものの、演じてる方が『イチロー』で、素のぼくが『鈴木一朗』みたいな。演じれば良いから、簡単なことですよ」と、“イチロー節”で話した。 登録名を変えた直後のファンの反応についても「(春季キャンプの)宮古島から帰ってきて、初めてここ(グリーンスタジアム)で『イチロー』のユニホームを着たと思うのね。名前がアナウンスされると笑いが起こるっていう現象は、悔しかったけどその気持ちはわかる。それはもう結果を出すしかないからね」と、記憶を振り返った。