堂本光一『SHOCK』閉幕「最後に盛大な花火を」ライバル役・佐藤勝利、中山優馬、上田竜也もそれぞれに受け止め
舞台『Endless SHOCK』製作発表会見が20日、都内にて行われ、作・構成・演出・主演を担う堂本光一とキャスト陣が登壇。堂本が、2000年から単独主演を続けてきた同作品を今年で終了することを発表した。 【写真】佐藤勝利、中山優馬、上田竜也も思いを語る 2000年11月に『MILLENNIUM SHOCK』として初演。堂本光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける人気舞台。 冒頭、堂本は「今年で『SHOCK』は幕を閉めようかなと思っております」と宣言。事前のリリースにも一切記されていなかった情報に報道陣からもどよめきが。 堂本は「そういう意味でも今年は豪華なキャストの皆さんにも集まっていただいて、盛大に最後、花火を打ち上げようかな、と」と最後の公演に意気込み。 『SHOCK』終了の理由について「年齢でございます(笑)」と冗談めかして答えていた堂本。幕引きは「数年前から考えていた」と言い「自分が26歳のころに(脚本や演出に参加した)『Endless SHOCK』を作ったんですけど、年齢設定がそのくらい。今、自分が45歳になって、まあいい時かな、と。帝国劇場とともに歩んできた作品でもあるので、一度そこで、自分が出る『SHOCK』というのは幕を閉めてもいいかな、と思った」と、初演から上演してきた帝劇の建て替えによる休館も理由の一つと語った。 国内ミュージカルではすでに単独主演記録を更新し続けているが、公演中の4月22日昼の回で『放浪記』の故・森光子による国内演劇単独主演2000回記録に並び、2018回を迎える5月9日夜の回で国内演劇の単独主演記録単独1位を達成する見込み。 さらにその5月9日は森の誕生日でもあるという偶然に、堂本は「実はスケジュールを組むときスタッフがカレンダーの曜日を間違えていて、慌てて修正したらこの日になったんです」と自身も驚いたことを明かし、『SHOCK』のファンと語っていた森について「思い返せば毎日、夜公演の前に差し入れを頂き、その養分で僕はステージに立っていた」と述懐。記録越えを意識することなく、森への感謝を乗せつつも「一つひとつの公演を大切に、命を燃やしていくことに尽きる」と語った。