「やられた…」価格上がる中、卑劣なコメ泥棒 倉庫のカギ壊され新米1.2トン盗まれる 農家は憤り 福島
品不足で価格が上がる中、卑劣な「コメ泥棒」です。福島県須賀川市で、新米のコシヒカリ1200キロあまりが盗まれる被害があり、警察が窃盗事件として捜査しています。 【写真を見る】「やられた…」価格上がる中、卑劣なコメ泥棒 倉庫のカギ壊され新米1.2トン盗まれる 農家は憤り 福島 倉庫の入り口のドアノブは、一部がなくなり、穴が開いていました。中から盗まれたのは、価格が上がっている「新米」でした。 阿部正輝記者「40袋以上積み上げられていたというコメ袋ですが、1つ残らず盗まれてしまっています」 ■ニュース見て施錠も「やられた…」 被害にあったのは、須賀川市のコメ農家、佐藤秀敏さん(45)。佐藤さんは、15日、出荷を前にした新米のコシヒカリ、1袋30キロ入り41袋を倉庫に入れましたが、16日朝、倉庫に行くと新米がなくなっているのを見つけました。 佐藤秀敏さん「まさかっていう感じでしたね。ニュースでいろいろ果樹の盗難とか、他県のコメの盗難も聞いていたので一応施錠とかはしていたんですけど、実際見て、やられたっていう形でしたね。」 倉庫の入り口やシャッターのカギが壊され、こじ開けられていました。盗まれた新米は合わせて1200キロあまり。被害額はおよそ50万円に上るということです。収穫まで手塩にかけて育ててきただけに、佐藤さんは卑劣な「コメ泥棒」に憤りを隠せません。 佐藤秀敏さん「精魂込めて作ったものであるのでちょっとがっかりっていう形ですね。犯人は許せない。一刻も早く捕まってほしい」 佐藤さんは被害を受け、倉庫に防犯カメラを設置するなどして、盗難への対策を強化しました。警察は、窃盗事件として捜査を進めています。
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