矢野かずみ選手

12月10日（日）に開催されたゴールドジムJAPAN CUP・ボディフィットネスとウーマンズフィジークで優勝し、2冠を果たした矢野かずみ（やの・かずみ/52）選手。「今シーズンは尻上がりにコンディションが良くなっていった」と事前インタビューで話してくれていた矢野選手。大会当日も見事な絞りと筋肉の丸みを見せ、観客を魅了した。 【写真】矢野かずみ選手のバリバリの絞りと丸みのある肩

「ボディフィットネスと女子フィジーク、ダブルエントリーでの優勝はあり得ないと思っていたので、表彰式では私自身びっくり、夢見心地でした」 10月8日の日本女子フィジーク選手権大会（以下、全日本）が終わり、約2カ月後に行われた本大会。 「10月の全日本が終わってから、比較的楽にコンディションをキープすることができました。減量しているという感覚はなく、大会前のトレーニングも順調に進み、当日朝の体重は全日本より1kg弱重いくらいでした」 今年最後の大会で見事2冠を獲得し、最高の結果で今年を締めくくった矢野選手。「女子フィジークでは来年こそJBBFジャパンオープンを獲りたいという目標があります」と今年は惜しくも2位だったJBBFジャパンオープンに向けての思いを語ってくれた。 また、来年12月に「2024 IFBB世界女子選手権と男子ワールドカップ」が日本で開催される。今大会と同じ時期に開催されることから、「今大会の調整や反省点、良かったことなどを活かしたい」と来年に向けて目標を語ってくれた。 「今大会、久々にボディフィットネスのステージに上がりましたが、来年は日本で女子の世界選手権が開催されますし、コンディション次第ではまた（ボディフィットネスに）チャレンジしたい気持ちもあります」