予選を終えインタビューに応じる桃田賢斗選手

◇熊本マスターズジャパン2023(14日～19日、熊本県立総合体育館) 元世界ランク1位の桃田賢斗選手が14日、新設された国際大会の予選を熊本で終え、先週優勝した韓国マスターズとこの日の試合を振り返りました。 桃田賢斗選手は国際大会2年ぶり復活V 12日に、2021年11月のインドネシア・マスターズ以来の国際大会での復活優勝を果たし、13日に帰国した桃田選手。中1日で、熊本で始まった国際大会に出場しています。 韓国での優勝の要因を「我慢してコートを動く、自分から攻撃していく部分がすごくいいリズムでプレーできた」と分析しました。 この日は予選1回戦、2回戦ともにストレート勝利し、予選を通過したものの、「めちゃくちゃ疲れています。朝イチの試合はすごくしんどかったが、そこをクリアできて気持ちも体もかなり楽になった」と話し、「まだちょっと優勝の余韻に浸っている感じだが、うかうかしていられないので、切り替えないといけない。すごく難しい部分もありつつ、でもすごく自信をもってプレーできているのでそこはいい部分」と、2年ぶりの国際大会での優勝から得たものの大きさを実感している様子でした。 「いいプレーは上位勢に託して、自分は泥臭くしぶとく、あきらめない姿を子どもたちに見てもらいたい」と話すように、きょうの2試合は粘り強さが際立ちました。 「すごく流れがいい中で日本でプレーする機会もあまりないので一球一球しぶとくプレーしていきたい。2週連続優勝できたらそれはベスト。そんなに甘くないと思うが、負けると思ってコートに入っていないので、強い気持ちを持ってプレーしたい」と笑顔で優勝への闘志を燃やしました。