2日朝、加賀市の山林で男性がクマに襲われる事故がありました。これを受け県内に出されていたツキノワグマの出没に関する注意情報が警戒情報に引き上げられました。 2日午前7時ごろ、加賀市河南町の山林で70代の男性がクマに襲われけがをしました。これで県内で起きたクマによる人身事故は今年に入って3件目となり県は2日、これまで出されていたツキノワグマ出没注意情報を警戒情報に引き上げました。

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8月に行われたツキノワグマのエサの資源調査によるとブナの実の凶作が予測されていることに加え、先月26日時点でのクマの目撃情報が255件と過去2番目の多さとなっていてことしは人里でのクマの大量出没の恐れがあります。

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県は不要なカキやクリなどの果実を早めに摘み取ったり山に入る際は鈴などの音の鳴るものを身に着けるなど、対策を徹底するよう呼びかけています。