秋の北上路 力走 ランフェス 過去最多 1100人参加【岩手】
「2024ランフェスきたかみ」は13日、北上市内で開かれた。爽やかな秋晴れの下、過去最多の約1100人のランナーが各自のペースで北上路を力走。北上総合運動公園や市街地のTMさくら野前では多彩なイベントが行われ、走り終えたランナーや来場者に笑顔が広がった。 ◇ 3回目の今回はハーフの部に742人、10キロの部に409人がエントリーし、合計で前年より513人増加した。 ランナーはウエスタンデジタルスタジアムきたかみをスタートし、国見橋を渡り北上川東側を疾走し、10キロの部はTMさくら野前にゴール。ハーフの部はさらに市南部を走り同スタジアムに戻った。ハーフの部で男子総合優勝した初参加の佐藤広隆さん(44)=奥州市=は「起伏が数回ありきつかったが、いっぱい声援をいただき楽しく走れた。好天で気持ちよかった」と話し、同女子総合で連覇した小川夕希さん(32)=東京都調布市=は「日差しはあったが東京より涼しく、今年は景色を楽しんで走れた。坂のあるコースが好きなので、また出たい」と笑顔で語った。 陸上系ユーチューバーよしきさん、ランニングの魅力を伝えるインフルエンサー志村美希さん、いわて応援芸人天津木村さんのゲスト3人も力走。走り終えた後は、参加者との写真撮影などに応じていた。