【ポケモン】アニソンに名曲誕生!謎多き歌い手『9Lana』に話を聞く
アニメ『うる星やつら』第3クールEDテーマ、MAISONdesの「雷櫻 feat. 9Lana, SAKURAmoti」に参加するなど、9つの歌声を操る“歌役者”として注目の存在の歌い手・9Lanaが、テレビアニメ「ポケットモンスター」EDテーマ「Let me battle」でメジャーデビュー。彼女の歌声を最大限に生かすべく同曲の楽曲プロデューサーは、Adoの「唱」を手がけたGiga&TeddyLoidの最強タッグが担当、そして歌詞はTOPHAMHAT-KYO (FAKE TYPE.)が手掛けた。人見知りだが歌い始めると止まらない。謎多き歌い手9Lanaに、今の心境や楽曲制作についてなど話を聞いた。 【関連画像】謎多き『9Lana』のイメージを見る!(4枚) ■サンタさんからもらった、初めてのゲームが「ポケモン」だった ――メジャーデビューする今のお気持ちは? 9Lana:まさか自分がメジャーデビューさせていただく日が来るなんて、全く想像もしていなかったので、驚きと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。そもそも自分は、人前に出たり目立つことが得意ではないので、たくさん聴いていただけることはうれしいのですが、「メジャーデビューするぞ!」みたいな強い気持ちは無くて。でも小さい頃から歌うことがとにかく好きで、誰かが聴いているわけでもないのに常に歌っている子どもでした。歌うことが楽しくて時間を忘れていつまでも歌ってしまい、ひとりカラオケに行くとフリータイムで6時間平気で歌ってしまうほどです(笑)。そんな自分がメジャーデビューするなんて、本当に光栄で特別な機会をいただけたと思っています。聴いてくださるリスナーさん、支えてくださる方にとても感謝しています。 ――メジャーデビュー曲「Let me battle」は、テレビアニメ「ポケットモンスター」のエンディングテーマです。 9Lana:子どもの頃にサンタさんからもらった、初めてのゲームが『ポケットモンスター』でした。アニメも小さい頃から馴染みがあったので、自分の中ではとても特別な作品です。なので「アニポケ」のエンディングテーマでメジャーデビューすると聞いたときは、すごく驚いて、手がブルブル震えました。 ――その「Let me battle」の作詞・作曲・編曲を手掛けたのは、Adoさんの「唱」を手掛けたGiga&TeddyLoidさん、TOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)さんです。 9Lana:皆さんの楽曲は以前からたくさん聴かせていただいていて、Adoさんの「唱」はもちろん、Gigaさんの曲では「CH4NGE」が好きでワンコーラスカバーさせていただいたり、『歌コレ』のグループ部門で「劣等上等」をつぐさん、わかばやしさん、みょみょさんとカバーさせていただいたこともあります。それだけにGigaさんTeddyLoidさんにプロデュース、歌詞をTOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)さんが手掛けて頂けることが決まった時は「絶対素晴らしい楽曲が届くはずだ!」と身構えてはいましたけど、デモを聴いた時は想像以上の素晴らしさで思わず叫んでしまいました。 ――3人とお会いしたのですか? 9Lana:いえ、自分が人と会うのが得意ではないので、まだ一度もお会いしたことがありません。もしもお会いできる機会があったとしても、お会いできる機会があったら、陰からそっと見ていたいです! ――では、レコーディングはどういう風に行われたのですか? 9Lana:人に見られて歌うのが得意ではないので、レコーディングは自分の部屋で行いました。座って歌うんですけど、録る前は肩を回したり準備運動をして。大きな声を出さなきゃいけない時は、頭から毛布をかぶって歌いました(笑)。とにかくたくさんのテイク数を録って、その中からGigaさんとTeddyLoidさんにいいテイクをピックアップしていただくというかたちだったので、おふたりが思い描く理想像にハマるものがあればいいなと思って、たくさん録ってお渡しをしました。デモの時点で音源がすごく格好良くて「ちゃんと歌えるかな?」とちょっと不安もありましたが、「私らしく歌おう」と思って、曲をいただいてからレコーディングに入るまで、暇さえあればずっと聴いてレコーディングに臨みました。