幅31.8メートル、でも見えにくい? 鉄道高架に描いたPR、「日本標準時」のペイント 兵庫・明石
高台にある明石市立天文科学館(兵庫県明石市人丸町)から南を眺める。200メートルほど先、最寄りの山陽電鉄人丸前駅の高架に巨大なペイントが見える。「日本標準時子午線」の文字と子午線を示す白のライン。同館などによると、その幅なんと31・8メートルもあるそうだ。 【写真】大阪湾に面する長さ45mの雄大な温泉 同館や人丸山を訪れた人に、人丸前駅に標準時子午線が通っていることをアピールするために描かれ、今年2月に完成したとか。さすがは「時のまちあかし」。 ただ、これまでにこの「子午線標識」を一体何人が発見できたのだろう。高架の近くには建物などがあり、駅近くを歩く人はちょっと気付きにくそうにも思える。 タイミングが合えば、ペイントの辺りを電車が通り過ぎる様子が見られる。新たな訪問スポットになるだろうか。(領五菜月)