「櫻坂46」初センター抜擢の次世代エース・山下瞳月(しづき)が1年ぶりの週プレ登場「地元の友達に『瞳月はふたりいる』って言われます」
今月、約1年半ぶりとなる東京ドーム公演に臨む櫻坂46から、9thシングル『自業自得』で初のセンターに抜擢された三期生・山下瞳月(やました・しづき)が、6月3日(月)発売『週刊プレイボーイ25・26合併号』に1年ぶりに登場。アンニュイな空気感を持つ次世代エースの、時おり見せる爆発的な感情。 * * * ■1年前は「今だけ」と思ってました ――櫻坂46の最新9thシングルで初の表題曲センターを務める山下さん。週プレでの撮り下ろしは1年ぶりでした。 山下 (壁に)富士山が描かれた銭湯でドレスを着たり、一転して銀鱈を食べてみたり。あまりやったことのない撮影で面白かったです。 ――普段はほわっとした雰囲気なのに、ステージでは爆発的なパフォーマンスを見せる振れ幅。山下さんの〝底知れなさ〟みたいなものを風変わりな写真で表現しようというもくろみでした。 山下 そんなふうに考えてくださったんですね。私、赤いバラを持ちながら、「今、バチェロレッテみたいだな」って、全然関係ないことを考えてました(笑)。 ――そのズレもなんだか「らしい」気がします。いろんな一面を知る人も増えて、「実は熱い人」と言われることも増えたんじゃ? 山下 はい。でも、地元・京都の友達に会うと、「瞳月はふたりいるように感じる」とも言われます。 ――ふたりいる? 山下 普通にどこかで会って話しているときは昔からの私だけど、テレビやライブでは「違う人」に見えるって。そう意識しているわけではないんですけど、「自分じゃない誰か」を見せようとしてるんだろうなと思います。 ――自分ではない、櫻坂46としての自分というか。 山下 ですかね。でもよく考えるんです。今の櫻坂46があるのは、前身の欅坂46時代から先輩方が苦労してきたからで、後から入った私たち三期生はそれを知らないんだって。選抜メンバーとして先輩の近くで活動することが増えて、もっと責任感を持たなきゃって思うようになりました。 ――前回、「アイドルとして一人前になるまで実家に帰らない」と話していたのが印象的でした。 山下 1年前の私は「今だけだろう」と思ってたんですけど、いまだに帰らず、家族にも会ってないです。会った瞬間、きっと地元での自分に戻っちゃうし、寂しくなったり、櫻坂46の活動に身が入らなくなる気がして。アイドルとしてそんな一面は見せたくないし、まだ帰れないなと思います。 ――どこまでもストイックです。そんな東京での暮らしですが、最近ハマっているものは? 山下 ホラー映画やスプラッター映画を見ることです。小学4年生の頃に『チャイルド・プレイ』のチャッキーがトラウマになったんですけど、それでチャッキーのことしか考えられなくなったら、逆に「怖いもの見たさ」でいろいろ調べるようになっちゃって。 同期の谷口愛季と的野美青も好きで、それで私の中で再ブームになったんですけど、3人でよくお泊まりしながら鑑賞してます。