シクフォニ、初ワンマンで1万4000人動員の“大盛況” ライブレポ&独占メンバーコメント到着
■アンコールで語られたメンバーの思い
アンコールで再びステージに登場したメンバーからは、1stライブへの思いが語られた。 《みこと》「昨日の夜に配信が終わってから、デビューから今日までのことを振り返りました。楽しいこと、うれしいこともたくさんあるけど、苦しいこと、悲しいこともそれ以上あって。けど、誰一人欠けることなく6人でこのステージに立てていることが、すごく誇らしく、嬉しく思います。何よりもいつも応援してくれるリスナーさんたちのおかげでいつも活動できているんだなって。王子でありながら、甘い言葉を言うのが苦手なんですが、今日は言おうと思います。みんなのことが大好きです!」 《雨乃こさめ》「ライブ始まる直前まで、気持ち的にはしんどくて。そもそも大勢の前で話すのも苦手だし。(ライブの準備のために)やることが増えて、緊張して寝れない日もあったし……でも、ここに立てて、すごく幸せです。こんなにたくさんの人に応援してもらえてるのもわかったし、自分はこんなにがんばれるんだなってわかって。 いいパフォーマスができるように一歩ずつがんばっていくので、よかったら雨乃こさめとシクフォニをこれからもよろしくお願いします!」 《すち》「僕は長いこと休止させてもらって。それがなかったらもっと早くライブができていたんじゃないかなって、自分を責めたこともあって。メンバー、スタッフのみなさんが信じて待っていてくれたおかげで、こんなに素敵な舞台に立てているんだなと思います。今日もたくさん間違えたし、そのたびにすごく悔しくて。それくらい本気で向き合って活動してきたんだなって改めて思いました。メンバーとスタッフの方々、ファンのみなさんが一緒なら、どこまでも行けると思います。」 《暇72》「いつもチャランポランな感じでやらせてもらってますけど、こんなにすごい舞台に立たせてもらって、ありがてえなって。俺は活動歴が長くて、ここに来るまでに何年もいろんな人が支えてくれて。スタッフさん、クリエイターさん、活動者さんとか、家族とか。……まあ、おまえらとか? こんな俺なんですけど、いつもありがとうございます。」 《いるま》「シクフォニは今まで、ライブのチャンスを掴みかけては掴めなくて。みんなが待っていたのもわかってたし、本当に1年半、長くて。でも始まってみたら、おまえらがいて、見たことがない景色があって、最高の舞台でした。シクフォニはいい意味でも悪い意味でも正直だと思っています。誰よりも真摯に活動に向き合うことは約束できるので、この先の景色を一緒に見てもいいかなと思う人はぜひよろしくお願いします。」 《LAN》「1年半……つらかった! ここまで来るのにめちゃくちゃ待たせちゃった。ごめんね。いつも“最強”とか“俺たちが頂点(テッペン)だ”って言い切っているんですけど、僕は何にもできなくて。でも、みんなのおかげでこうやって舞台に立てて、最高のライブができて本当によかったと思います。1stワンマンが、東京ガーデンシアター。意味がわからないけど、おまえら、本当に来てくれてありがとう。シクフォニを応援してくれて、ここまで来てくれて……。これからもよろしく!」 感極まったLANのまわりにメンバーが集まると、客席からこの日いちばん大きい歓声と拍手が送られた。「ラストの曲、わかるよな? 最後のタイトルコールはおまえらに任せた! せーの!」(いるま)という言葉に合わせて、オーディエンスが「Desperate Track!」と叫ぶ。最後はライブのタイトル曲「Desperate Track」。煌びやかなダンストラックに乗せて”死に物狂いで勝ち取れ!”という思いを放ち、ライブはエンディングを迎えた。 2部の公演では、アンコール終了後鳴りやまない拍手の中、「お前らまだまだ騒げるよな」とシクフォニメンバーが再登場し、初公開となる新曲「2 many fighterz」をサプライズ披露。記念すべき1stライブをやり遂げたシクフォニはここから、さらに大きなステージへと突き進むことになりそうだ。 文:森 朋之(音楽ライター)※ORICON NEWSにて一部編集