「可能性は低くなったが…」大谷翔平、ナ・リーグMVP予想で急浮上…?米メディアが示唆「ベッツの離脱で…」
ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が負傷離脱したことで、2024シーズンのナ・リーグMVP予想におけるオッズに異変が起きている。ベッツが1位から8位へ転落し、同球団の大谷翔平選手が首位に躍り出たと、米紙『ニューヨークポスト』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ベッツは今季、72試合で打率.304、ホームラン10本、打点40を記録。ドジャースの重要な選手として活躍していたが、16日(日本時間17日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦で左手甲に死球を受け、左手骨折により負傷者リスト(IL)入りした。復帰までに6週間から8週間は試合を欠場すると予想されている。 同紙によると、左手を骨折する前は+145のオッズでトップだったベッツが、骨折後に大きく順位を下げ8位まで転落したという。対する大谷は、ベッツが負傷する前に+450だったものの、ベッツの負傷後に+145となり、一気に首位に浮上した。同紙は「大谷はオフシーズンに肘の手術を受けた後、2024年のドジャースで指名打者だけを務めることになり、MVPの可能性は低くなった。これまで指名打者のみでMVPを受賞した選手はいない」としつつ、「ベッツが離脱したことで、チームメイトの大谷がレースでポールポジションを獲得した」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部