『ウイングマン』実写化にネット絶賛の声 「純度が落ちてない」「さすが藤岡弘、の息子だわ」
1980年代に週刊ジャンプに連載されたSF漫画「ウイングマン」の実写版ドラマ=テレビ東京系=が22日深夜、始まった。ネット上には放送後から、「懐かしさと熱いイメージがよみってきました~」「ちゃんと現代にアレンジされて、非常に良かった」と称賛の声が多く挙がった。 ◆漫画家・桂正和さん、「完成度が高い」コスプレ【写真】 特撮オタクの少年が夢をかなえ、成長していく姿を描いたウイングマンは、「電影少女」「I"s」などで知られる漫画家・桂正和さんのデビュー作。1984年にはテレビアニメ化されて人気を博した。 今回の実写版は、主人公の広野健太役を演じるのは、「初代・仮面ライダー」藤岡弘、さんの長男・藤岡真威人。メガホンを取るのは、数々の特撮シリーズを撮ってきた坂本浩一監督とあって、放映前から注目を集めていた。 放送された第1話では、自分で考えた「ウイングマン」のコスチュームを着て地道な活動をするほど、ヒーローおたくの健太が、異空間から現れた謎の少女アオイ(加藤小夏)と遭遇。自宅に連れ帰って介抱する際、アオイが持っていた謎のノートに、こっそりウイングマンのデザインや設定を書き込む。ノートは夢が実現する「ドリムノート」で、健太はウイングマンに変身。そこに、敵役が現れて…、という展開だった。 X(旧ツイッター)では、放送直後からトレンド入り。原作の桂さんが総合監修を担っているだけあって、漫画の実写化によくあるガッカリしたというコメントはほぼ見当たらず、「特撮が予想以上にクオリティ高くて驚いた!」「アクションが坂本監督やん、最高」「マンガ→実写になったのに純度がまったく落ちてなく、かつ、現代に合わせて新しさを感じる」と高評価が目立った。 主演の藤岡に対しても、「仮面ライダー1号の息子さんがウイングマンという胸熱」「さすが藤岡弘、の息子だわ!!二代目かっこよかったぞ!!」などのコメントが上がった。 桂さんが「ウイングマンの生みの親」と語っている、スーパー戦隊シリーズ「電子戦隊デンジマン」も、健太がハマっている特撮として第一話に登場。放映後に「デンジマン」もXでトレンド入りし、ネットをにぎわせた。
中日スポーツ