インテルはクアドラードの代役確保へ シティも注目するカナダ代表24歳の獲得が濃厚か
1月の獲得に向け前進
現在セリエAの首位に立つインテルだが、長期離脱が予想されるフアン・クアドラード(35)の代役を今冬の移籍で探している。 今夏に1年契約でユヴェントスからインテルに加入したクアドラードは、アキレス腱の炎症を抱えながらも、ここまで公式戦9試合に出場し2アシストをマークしていた。しかし手術を受けることを決断し、3月までの長期離脱が予想されている。 クアドラードの代役を探す必要がでたインテルはクラブ・ブルージュのタジョン・ブキャナンに注目している。移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、インテルとクラブ・ブルージュは交渉を進めているという。 伊『Gazzetta dello Sport』でもブキャナン獲得に近づいていると報じており、残すは両クラブ間の小さな溝を埋める交渉を進めるだけだと伝えている。小さな溝は移籍金であり、クラブ・ブルージュの要求は当初から1000万ユーロ(約16億円)+ボーナスまで下がったが、インテルは800万ユーロ(約13億円)での獲得を目指しているようだ。 ブキャナンは右サイドを主戦場にし、今シーズンは公式戦20試合に出場し3ゴール4アシストをここまではマークしている。同選手にはマンチェスター・シティも興味を示しているとの報道もあり、欧州のクラブが注目している24歳だ。 急遽クアドラードの代役をとる必要性が生じたインテルであったが、まだ24歳であり比較的安い金額でブキャナンを獲得することができれば、いい補強となるだろう。インテルへの移籍が濃厚なブキャナンの動向に引き続き注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部