ウェザーニュース、現在地の"降ひょう"を予測する「ひょうアラーム」
ウェザーニューズは、天気予報アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)において、新機能「ひょうアラーム」の提供を開始した。 【この記事に関する別の画像を見る】 春と秋は降雹リスクが高い季節で、雹(ひょう)は直径5cmにもなると落下速度が時速100kmを超えることもあり、車の破損や農作物に被害がでることもある。「ひょうアラーム」では、こうした雹害を未然に防ぐため、3時間以内に降雹の危険性がある場合にプッシュ通知を受け取れる。 急速に発達する積乱雲の中で成長する雹は、予測が難しい気象現象の一つ。「ひょうアラーム」で活用する「ひょうリスク予測」は、「ウェザーニュース」アプリのユーザーから寄せられた1万通以上の雹の報告と当時の気象条件を分析することでロジックを構築。降雹のリスクを事前に把握することで、頑丈な建物内に避難したり、車を屋根のある場所に移動させたり、カバーをかけるなど対策を取ることが可能になる。 「ひょうアラーム」は「ウェザーニュース」アプリのお天気アラーム(会員専用)、現在地連動のアラームから設定可能。「ウェザーニュースPro」のPCサイトでは、36時間先まで1時間ごとの降雹リスクを「注意」と「警戒」の2ランクで確認できる。 また今回のバージョンアップでは、これまで10日先まで確認できた週間天気の期間を14日先まで延長している。
Impress Watch,清宮信志